担当理事の声

HAPは、2004年の冬季長野全国大会で初めて6部門そろって実施されました。我が国では、医師による学校健診の制度は充実していますが、アスリートの半数以上を占める青年・成人期の人達には、残念ながら健康増進プログラムは保障されていません。ところがアスリートの中には、健康管理を自分で実行したり、身体の変調を訴えたりする事が苦手な場合が多く、競技はおろか健康な生活を送る事すら困難になる場合もあります。そのため各専門家たちが現在のアスリートの健康状態を細かく評価し、今後のよりよい生活のための助言をしてくれるのがHAPです。靴に補正のための中敷きを入れる事で走るのが速くなったアスリートや、度のあった眼鏡を提供してもらい、団体競技がスムースにできるようになったアスリートもたくさんいます。このようにHAPに参加する事で、アスリートが健康増進への意識を高め、スポーツをより楽しむ事ができるように願っています。今後は、HAPを実施できる医療スタッフやボランティアを養成し、全国で実施できる体制を作っていきたいと考えています。そのためには、是非皆さんのご協力をお願いします。

ヘルシーアスリートプログラム担当理事 伊藤 英夫